「ちょっと、通帳見せてもらってもいい?」
夕飯のあと、奥さんにそう聞きました。
子どもたちは、リビングでYouTubeを見ています。
その日は、大きな引き落としが終わったあとでした。
出費が続いた月の翌日です。
なんとなく、確認しておきたい気分でした。
「うわ、また100万切ってるやん!」
通帳を受け取って、残高のところを見ました。
74万円。
思わず声が出ていました。
「うわ、また100万切ってるやん!」
しばらく前に、ようやく100万円を超えたところでした。
絶対に手をつけないお金として、そこだけは確保しよう。
そう決めていた金額です。
それが、74万円。
26万円が、どこかへ行っていました。
自分から聞いたのは、初めてだった
少しだけ落ち着いてから、あることに気づきました。
今回は、自分から聞いていました。
貯金が15万しかないと知ったときは、違いました。
あのときは、奥さんから言われて、初めて知りました。
夕飯のあと、片付けまでの少しの休憩時間。
「家の貯金が、あと15万しかないの。」
そう告げられて、僕は「大丈夫だよ」と言って、その場を離れました。
今回は、自分から聞いています。
そして、その場から逃げませんでした。
たぶん、そこは変わったところなんだと思います。
でも、数字は減っていた
とはいえ、数字は数字です。
あれから固定費を見直して、サブスクを整理して、家計簿アプリも入れました。
生活も整えてきました。
それでも、通帳の残高は減っていました。
正確に言えば、増えて、また減っていました。
15万円だった残高が、少しずつ増えて、100万円を超えて。
そこからまた、74万円まで戻ってきています。
貯めるのと、減らないのは違う
このとき思ったのは、こういうことでした。
僕がやってきたのは、「出ていくお金を減らす」ことでした。
携帯代を減らして。 サブスクを解約して。 コンビニで買うのをやめて。
たしかに、出ていく額は減りました。
でも、それは「貯まる」とは別の話です。
出ていく量を減らしても、入ってくる量が変わらなければ、増えるスピードには限界があります。
そして、大きな出費が来れば、あっさり戻ります。
3月末のことでした
ちなみに、これは3月末の話です。
冬にボーナスが入って、それから3ヶ月ほど経った頃でした。
「入ってから、もう3ヶ月か。」
そう思いました。
ボーナスが入った直後は、正直、少し安心していました。
でも、3ヶ月でこうなります。
一時的に増えても、そこに何かを積んでいないと、また同じところに戻る。
そういうことなんだと思います。
減らす以外のことを考え始めた
ここで初めて、真剣に考えるようになりました。
減らすのは、もうかなりやりました。
これ以上削ろうとすると、生活が窮屈になります。
じゃあ、どうするか。
一つは、そもそもいくら必要なのかを知ること。
もう一つは、入ってくるお金を増やすこと。
この時点では、どちらも手つかずでした。
まずは、前者から始めることにしました。
我が家に、これからいくら必要なのか。
調べてみることにしたんです。

減らすのと、貯まるのは、別の話なんだね。
でも今回は、自分から通帳を見に行けたんだよね。 そこは前と違うところだと思うよ。
今日も一つ、整えていこう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、出費が重なった月のお話です。
お楽しみに!
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