「ご褒美、何がいい?」
発表会が終わった日、上の子にそう聞きました。
しばらく練習を頑張っていたので、何か一つくらいは、と思っていたんです。
返ってきた答えは、即答でした。
「お寿司!」
回転寿司へ
そういうことなら、と回転寿司に向かいました。
我が家がよく行くのは、はま寿司です。
上の子は、席に着いてからずっとサーモンを頼んでいました。
サーモン、サーモン、また サーモン。
よっぽど好きらしいです。
真ん中の子と一番下の子は、寿司よりもポテトとうどん。
「ここ、寿司屋やぞ。」と思いましたが、まあ、楽しそうなのでよしとしました。
僕と奥さんも、それなりに食べます。
久しぶりの外食で、いつもより少し賑やかな食卓でした。
「それはダメよ」
しばらくして、上の子がタッチパネルを操作していました。
覗いてみると、一皿160円の少し高いお寿司を選ぼうとしていました。
僕は反射的に言いました。
「あ、それはダメよ。」
上の子は、こちらを見て言いました。
「えー、食べたかったー!」
そのときは、「はいはい、こっちにしとこうね」と流しました。
会計は4000円と少し。
家族5人で回転寿司なら、まあこんなものだと思います。
特別、高くついたわけでもありません。
帰りの車で
帰りの車の中で、少し引っかかっていました。
さっきの、160円の皿のことです。
あれは、この子のご褒美でした。
発表会を頑張って、それで「お寿司がいい」と言った日です。
なのに僕は、値段を見て止めました。
一皿160円。
普段のお皿との差は、100円ちょっとです。
その100円を、僕は反射で止めていました。
300円のお菓子と、同じだった
考えているうちに、気づきました。
これ、あのときと同じだ、と。
このブログを始めるきっかけになったのは、ドラッグストアで子どもが選んだ300円のお菓子でした。
あのとき僕は、その300円を「高いなぁ」と思ってしまいました。
思っただけです。
ちゃんと買いました。
でも今回は、思っただけでは終わりませんでした。
実際に、止めています。
しかも、その子のご褒美の日に。
整えてきたはずなのに
あれから、いろいろやってきました。
携帯を見直して。 サブスクを整理して。 家計簿アプリを入れて。 生活のリズムも整えて。
出費は減りました。 お金の流れも見えるようになりました。
それなのに、こういうことが起きます。
いや、むしろ。
金額が見えるようになったから、反射で止めてしまったのかもしれません。
「一皿160円」
その数字が、前より速く目に入るようになっていました。
何が足りていないんだろう
家計を整えると、心にも余裕ができる。
なんとなく、そう思っていました。
でも実際には、余裕ができたのは数字の方だけでした。
子どものご褒美の日に、100円を止めてしまう自分は、まだそこにいます。
たぶん、足りていないものがあります。
それが何なのか、この時点ではまだ分かっていませんでした。
ただ一つ、はっきりしたことがあります。
自分ひとりの生活を整えるのと、家族のお金を整えるのは、別の話だということです。

数字が見えるようになるのは、いいことだと思ってた。
でも、見えるようになったからこそ、 止めてしまうこともあるんだね。
今日も一つ、整えていこう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、そのあとに見せてもらった通帳のお話です。
お楽しみに!
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